年末の大掃除で、クローゼットの中にしまってある要らない衣類をキレイさっぱり断捨離しようと考えている人も多いはず。
でも、衣類をそのままゴミ袋に入れて捨ててしまうのはもったいない!実は、衣類の素材によっては汚れやゴミをキレイにとってくれるすぐれたお掃除アイテムになるんです。捨てる衣類を大掃除のアイテムとして活用しない手はありません。
そこで、今回は断捨離した衣類をお掃除アイテムとして活用するアイデアを5つご紹介します。
目次
活用術1:「フリース」は冷蔵庫やTV、タンスの裏のホコリ取りにおすすめ
フリースを着ていると静電気が起こりやすいと感じたことありませんか?フリースのこの特徴をお掃除アイテムとして活用するアイデアです。
ターゲットは、冷蔵庫の後ろやテレビ、たんすの裏側に溜まってしまったホコリ。手で届かないところには、棒状のものに生地を巻き付けてスッと通すだけで、ごっそりとホコリが取れちゃいます。
また、フリースならではの柔らかさを生かして、iPadなどのディスプレイ、TV画面を拭くのもおすすめです。
※飾りやファスナーなどで画面に傷がつかないよう、フリース素材の衣類の袖や後ろ裑などでお試しください。フリースを小さく四角く切って使うのも◎。力を入れ過ぎず、優しく拭うようにしましょう。
冷蔵庫の下や洗濯機周りのホコリ、サッシの隅など、さらに狭いスキマに詰まったホコリは、ストッキングを長めの棒や割り箸などに巻き付けて拭い取るのもおすすめです。見事にすっきり取れちゃうので、やみつきになっちゃうかも。
活用術2:「デニム」は風呂鏡のウロコ取りに最適
お風呂掃除は結構重労働ですよね。水アカや頑固なカビを落とすのはもちろん、なかでも鏡についたウロコ取りは途中であきらめてしまいたくなることも。でも、今年はちょっと楽しくお掃除できるかもしれません。
ここで活用するのは、なんと「デニム」。デニムにハミガキ粉を馴染ませて磨くと、ウロコがスッキリ取れて、ピカピカの鏡がよみがえるんです!
デニムは鏡についたウロコだけでなく、頑固な汚れを落とすのにもおすすめです。重曹を付ければコンロ焦げや油汚れも落とすこともできますし、急須などについた茶渋落としにも活用できます。
デニムは太く固い糸でしっかりと織り上げられているため、生地の表面のザラっとした手触りが程よい突起となり、汚れを落とすのに役立つというわけです。
活用術3:「Tシャツ」は、ファッションでもお掃除でも万能選手!
Tシャツはいろんなコーディネートに合わせることができる万能な衣類のひとつ。実は、お掃除アイテムとしても万能なんです。もう着なくなったTシャツは、フローリングの水拭きやトイレ掃除、浴室の天井部分を掃除するぞうきんとして活用しちゃいましょう。
キッチンペーパーなどの使い捨て紙素材よりも頑丈なので、排水口を掃除するのにもおすすめ。破れたりしないので、思いっきり掃除できますね。
※ただし、Tシャツを使って水回りを掃除する場合でも、手荒れの原因になるのでゴム手袋をすることをおすすめします。掃除の後はハンドクリームでケアをして、頑張った手を労ってあげてくださいね。
活用術4:「ウールのスーツ」は革のお手入れにぴったり!
ウールのスーツは、手のひらサイズに切って革靴や革製のカバンを磨くとぴっかぴかになるんです。ただし、あまり力を入れ過ぎないこと。革が傷んでしまわないように、程よく素早く磨くことを心がけてください。
靴の場合は細長く切って、両手で端を持ち、シュッシュッと滑らせるようにするといいでしょう。
活用術5:「ジャージやフリースのポケット」は使い勝手のいいお掃除アイテムに!
ジャージ素材やフリース素材の「ポケット」を切り取れば、使い勝手のいいお掃除アイテムに早変わり!
ポケット部分は手袋のように手にすっぽりはまるので、シンク周りなど、細かくて頑固な汚れが集まりやすい場所の掃除に重宝すること間違いなしです。
断捨離した衣類を捨てずに活用して、家をピカピカにしよう
今回は、断捨離した衣類をお掃除アイテムに活用する5つのアイデアをご紹介しました。
生地の特性を生かせば、衣類もお掃除アイテムとして活用できるもの。布巾や雑巾の代わりに、捨てるつもりだった衣類を使ってみてくださいね。
また、断捨離に迷う思い出の服がある場合は、一度クリーニングに出すのもおすすめですよ。