就職や単身赴任など、初めて一人暮らしする方は、洗濯機の使い方に戸惑うこともありますよね。「洗濯機はボタンを押せばOK」ではなく、実は注意すべきポイントがいくつかあるんです。
この記事では、正しい全自動洗濯機の使い方のポイント3つと、時短したいときの設定をご紹介します。
正しい洗濯機の使い方をチェック
以下の3つをおさえておけば、洗濯初心者の方でも洗濯機を正しく使えますよ。
1:洗濯物の量は洗濯槽の7〜8割くらいまでにする
洗濯物を洗濯槽にギュウギュウに詰め込んでいませんか?
実は洗濯物を詰め込み過ぎると、汚れが落ちにくかったり、洗剤がうまく溶けなかったりするんです。取り出すときも絡まりすぎて手間になることも。
洗濯物は多くても洗濯槽の7〜8割の量にとどめておきましょう。量が多いときは何回かに分けて洗濯するようにしましょう。
ちなみに、縦型全自動洗濯機の場合だと、少量だと逆に汚れ落ちが悪くなるのだそう。お洋服同士がこすれて叩かれることで汚れ落ちが良くなるため、少なくても洗濯槽の7割ぐらいは洗濯物を入れるようにしましょう。
2:洗剤・柔軟剤は規定量を入れる
洗濯洗剤や柔軟剤は好きなだけ入れてもいいなんて思っていませんか?
洗剤や柔軟剤は洗濯物の量に応じて規定量が決まっています。洗剤のパッケージや洗濯機の表示を見て、規定量の洗剤と柔軟剤を入れるようにしましょう。
また、洗剤と柔軟剤はそれぞれ投入場所が決まっています。洗濯機によって異なりますので、お使いの洗濯機の投入場所を確認しておきましょう。
特に柔軟剤は溶け残ると輪ジミができてしまいます。柔軟剤でできた輪ジミはどうやって洗っても取れないんだとか。入れ過ぎないように十分注意しましょう。
また、ドラム式洗濯機の場合は縦型の洗濯機よりも少ない水で洗うため、洗剤の量が多いと溶け残ってしまう可能性もあるので、洗剤の量を洗濯機の表示で必ずチェックしてから投入することを心がけましょう。
3:水道の蛇口をひねる
適量の洗濯物を入れて、洗剤と柔軟剤を投入して、スタートボタンを押してあとは待つだけ…ではないんです。
意外と忘れがちなのが、洗濯機につながっている蛇口を開けること。肝心の水が出ないことには洗濯はできません。
そして洗濯が終わったら蛇口を閉めるのも忘れずに。ずっと蛇口を閉めないままだと、水圧で給水栓がどんどん劣化していきます。破損し水浸し……なんてことになりかねなので注意しましょう。
時短したいときの洗濯機の設定
ほとんどの全自動洗濯機の場合、「お急ぎ(スピーディ)コース」というメニューを選択できます。お急ぎコースは、洗う時間やすすぐ時間・回数を短縮して洗うコースです。時間がないときやひどい汚れがついていないものを洗うときにはお急ぎコースを選ぶとよいでしょう。
そして、洗濯槽にカビを発生させないために、洗濯が終わったらフタを開けておくのもポイントですよ。
全自動洗濯機は3つのポイントを押さえれば怖くない
全自動洗濯機の正しい使い方をご紹介しました。
- 洗濯物の量は洗濯槽の7〜8割くらいまでにする
- 洗剤・柔軟剤は規定量を入れる
- 水道の蛇口をひねる
この3つのポイントを押さえれば、全自動洗濯機の基本はOK。時短で洗濯したい場合は、お急ぎコースなどの設定も試してみてくださいね。