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布団のカビ対策4つ!カビの原因は湿気と汚れ?

寝汗を吸って湿気が溜まっている布団には、カビが生えないか心配という方もいるはず。でも、重くてなかなかお手入れが行き届かない布団は、ついつい放置してしまいがち。

布団にカビが生えると、喘息やアトピーなどのアレルギー性疾患を引き起こす危険性もあるんです。だから、カビを生やさないための対策がとても大切!

この記事では、布団になぜカビが生えるのかの原因と、カビを生やさないための対策4つをご紹介します。

布団にカビが生える原因

カビが好むのは、汗などの水分と、皮脂やフケといったタンパク質汚れです。

人間は寝ている間に汗を書いており、その量は約200ml〜約500mlとコップ1杯分以上に相当します。(参考:ふとん・寝具の西川

また、直接肌が触れる布団には、皮脂やフケなどの汚れがついています。

布団はお手入れをしないと、汗や汚れが溜まり、まさにカビが生えやすい環境になってしまいがちなんです。

布団にカビを生やさない対策4つ

カビの発生には、水分と汚れが関係しているとご説明してきました。

では、具体的にどのようにして布団のカビ対策を行えばよいのか、対策方法を4つご紹介します。

1:「すのこ」や「畳」の上に敷いて使う

布団が吸収した寝汗の水分は、徐々に布団の下の方に染み込んでいきます。そのため、布団の裏側(床に接している面)は湿度が高く、カビが発生しやすい環境となっています。

最近は吸湿性の高い畳の上ではなく、吸湿性の低いフローリングの上に布団を敷いていることも多く、それが余計にカビを発生させやすくしていることも。

フローリングに直接布団を置くのはできるだけ避けましょう。すのこに置いたり、すのこ付きのベッドを活用すると、カビの発生を抑えることができます。

2:天日干しや布団乾燥機で定期的に乾燥させる

布団の湿気を定期的に取り除いてあげることで、カビを生えにくくすることができます。

晴れている日の日中(湿度が低い10〜15時ごろ)に天日干しをすると、布団がよく乾きます。

特に、布団の裏側は床と接しており、水分を多く含んでいるので、天日干しするときには裏側を太陽に当てるようにしてください。

また、布団乾燥機も湿気を取り除くのに効果的です。

3:収納するときは通気性をよくする

布団を押し入れにしまって、通気性が悪い状態で放置していると、カビが生えやすい環境に。

布団を押し入れにしまうときは、布団の下や左右にスノコを敷くのがおすすめ。風の流れができて湿気対策になります。

また、定期的に押し入れを開けて、通気性をよくすることでもカビ対策になります。

4:定期的に布団を洗濯・クリーニングする

日常的なカビ対策には湿気を取り除くことが大切ですが、皮脂やフケなどのカビの原因となる汚れを落とすことも有効です。

毛布や夏用の掛け布団など、自宅で洗濯できる布団の場合は、定期的に洗濯して汚れを落とすようにしましょう。

敷き布団や羽毛布団など、自宅で洗濯できない布団は、クリーニングに出して丸洗いするのがおすすめです。

布団にカビが生えてしまったら

カビは一度生えると繊維の奥まで深く入り込んでしまうため、完全に取り除くことは難しいです。表面のカビを取り除いても、少し経つとまたカビが生えてきてしまうことも。

もしカビが広範囲に発生してしまったら、落としきるのは難しいので、残念ですが処分しましょう。

カビ対策のためには、何よりも、カビを生やさないために湿気や汚れをお手入れすることが大切です。

布団のカビ対策には、水分と汚れを取り除くことが大切

布団のカビ対策についてご紹介しました。

布団にカビが生える主な原因は、寝汗などの水分と、皮脂やフケなどのタンパク質汚れです。布団をお手入れしないとカビが生えやすい環境になってしまうので、日々の対策を徹底しましょう。

カビ対策のためには、使うときやしまうときの通気性をよくしたり、定期的に乾燥させたり、洗濯やクリーニングで汚れを落とすことが有効です。一度カビが生えると落とすのが難しいからこそ、予防が大切です。

編集部

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リネットマガジン編集部

リネットマガジンの編集・執筆担当。面倒くさがりの「ナマケモノ」ゆえに、効率よく省エネで生きることには熱心。 お洗濯がメンドクサイと思っている仲間のために、「時短で、ラクに、キレイになるリアルに使える洗濯術」を紹介しています。

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