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羽毛布団のお手入れの基本。干し方や収納方法、普段の正しい使い方

羽毛布団は肌に直接触れて使うことも多いため、いつも清潔に保っておきたいですよね。

でも、シーツや毛布などとは違って、洗濯機で気軽に洗えないものがほとんど。どうやってお手入れしてよいか分からないという方も多いのではないでしょうか。

せっかく高級な羽毛布団を買っても、お手入れしないで使っていると、ニオイや染みが取れなくなったり、中の羽毛が劣化してしまうこともあるんです。

この記事では、意外と知らない羽毛布団のお手入れの基本についてご紹介します。普段の使い方で気をつけたいことや、収納方法についても説明しますよ。

羽毛布団のお手入れの基本は干すこと

自宅で洗濯できない羽毛布団は、定期的に干してお手入れするのが基本です。

羽毛布団を干さないと、次のようなトラブルが発生しやすくなります。

  • 布団が潰れて保温性がダウン
  • 嫌なニオイがする
  • カビが生える
  • ダニが繁殖しやすくなる

羽毛布団を長く気持ちよく使うために、次の干す頻度や時間、干し方を参考にしましょう。

干す頻度

羽毛布団は、「月に1回」外に出して、天日干しするのがおすすめです。

羽毛布団は優れた「吸放湿性(=空気中の水蒸気を吸収したり、放出したりする特性)」を持っています。そのため毎日外に出して干す必要はありませんが、月に1回、晴れている日に干すようにしましょう。

また、普段は風通しのよい室内で陰干ししておくとベストです。

干す時間・時間帯

干す時間は、季節によっても異なります。次の時間を目安にしてください。

  • 夏:片面30分
  • 冬:片面1時間

片面が干せたら、裏返してまた干しましょう。

干す時間帯は、よく晴れた日の日中10〜15時がおすすめです。

干し方

羽毛布団を干すときには、次の2点に気をつけてください。

布団カバーはかけたまま干す

布団の表生地を日光で劣化させないように、布団カバーはかけたまま干すのが正解です。

もし布団カバーを洗濯してしまっている場合は、上から軽く布などをかけて、直射日光を当てないようにしましょう。

布団たたきはなでるように使う

布団のホコリを落としたい場合は、布団たたきで表面をなでるように落としましょう。

布団たたきを使うときは、布団をバンバンと激しく叩くのをイメージしがちですが、実はNG。布団内部の羽毛が折れるなどして、羽毛布団を傷めてしまいます。

あくまで優しく使うようにしてください。

羽毛布団の普段の使い方で気をつけること

羽毛布団のお手入れの基本は干すことですが、より長くキレイに機能性を保って使うためには、普段の使い方も重要です。

日常的に、次のことに気をつけましょう。

布団カバーをかけて使う

布団カバーは、羽毛布団に汚れをつけない役割の他にも、羽毛布団を守る役割があります。

布団カバーをかけて使わないと、布団表面の生地が傷みやすくなり、羽毛が飛び出す原因になってしまいます。

羽毛布団の品質を長く保つためにも、布団カバーは必ずかけて使いましょう。

上にかける毛布は重すぎないものを使う

毛布と羽毛布団を重ねて使う場合は、「毛布は上、羽毛布団を下」が正解です。

毛布を下に重ねてしまうと羽毛が体にフィットしなくなり、隙間ができてしまうため、羽毛布団の保温性を十分に得ることができないのです。

その際に、上からあまりに重い毛布をかけると、羽毛布団がぺったんこになって保温性を十分に得られないことも。重さには気をつけましょう。

羽毛布団を収納する方法

ここまで、羽毛布団のオンシーズンのお手入れや使い方をご紹介しました。

暑くなってくる初夏には、羽毛布団は押し入れや収納ケースにしまいますよね。実は、収納方法にも気をつけるべきポイントがあるんです。

ここでは、正しい羽毛布団のしまい方をご紹介します。

乾燥させてからしまう

羽毛布団を収納するときは、十分に乾燥させてからしまうのがポイントです。

湿気がある状態の羽毛布団をそのまましまうと、カビやニオイの原因になります。

羽毛布団を一番上にしてしまう

羽毛の羽が折れてしまうことがあるので、羽毛布団の上に荷物を載せてしまわないようにしましょう。

羽毛布団をケースに入れて収納すれば、ケースの上に物を置けるので、収納スペースを上手に使えますよ。

羽毛布団はお手入れすれば長く使える

羽毛布団のお手入れの基本や収納方法、普段の使い方で気をつけたいことをご紹介しました。

羽毛布団は、月に1回干すのがお手入れの基本。天気のよい日の日中に、夏は片面30分、冬は片面1時間干すと湿気によるトラブルを防ぐことができます。

また、普段羽毛布団を使うときには、布団カバーをつけるのを忘れずに。上にかける毛布は重すぎないものを使うと、羽毛布団の保温性を保てますよ。

収納するときは、羽毛布団を乾燥させてから、上に物を置かないで収納するようにしましょう。

編集部

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リネットマガジン編集部

リネットマガジンの編集・執筆担当。面倒くさがりの「ナマケモノ」ゆえに、効率よく省エネで生きることには熱心。 お洗濯がメンドクサイと思っている仲間のために、「時短で、ラクに、キレイになるリアルに使える洗濯術」を紹介しています。

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